建て替える以前は立派な日本家屋でしたが、冬は底冷えするお宅でした。お店に続いて自宅も無垢の木の家を依頼され、建築士としてこれ以上ない喜びでした。

Y様はこの建物の真の良さを知り尽くしていると言っても過言ではないかもしれません。

私は家相や方角などにこだわりがあり、自宅、店の設計では何度も何度も打ち合わせをしました。福地さんは、プロとして専門的な知識と経験でできる限り願いを叶える努力をして下いました。時にはバトル？にも（笑）私が納得するように根気よく説明して下さいました。

出来上がった我が家を見て、福地さんの言った通りに作って正解だったと思いました。

大切な家族が暮らす新居を建てる一大事業ですから、納得するまで親身になって打ち合わせして下さる建築士と出会えて本当に満足しています。

１０年前にお店を建ててから、そのお店の雰囲気、居心地、お客様や店に訪れる人たちからの評判、すべてが素晴らしく自宅もこの家が良いと思ったのですが、一度、住宅メーカーも見に行ってから決めようと、木の家と言っているメーカーのモデルハウスに何度も見に行きました。

でも、違ったんです。本物の無垢の木でできたお店で１０年毎日過ごしている私たち家族には、その木の家は違うとしか言いようがありませんでした。やはり、本物の良さを知ってからだと、本物っぽいものでは納得できませんでした。

建て替える前の家は、冬が特に大変でした。古い日本家屋のために底冷えします。お風呂に入ると寒いから、入りたくないと思うことが多かったです。今では、考えられませんが、トイレも部屋もとても寒かったから、ストーブを焚いているダイニングキッチンからは、出なかったですね。

この家を建ててから、孫が誕生しました。赤ちゃんのお風呂も寒さとは無縁でした。今では、居間で毎日ご機嫌に遊んでいる孫を見ると、この子の産まれる前に建てて良かったと思います。大きな吹き抜け空間もあるのですが、寒くありません。冬は暖かく、暖房いらずです。夏、陽射しが強いときは、カーテンを閉めれば大丈夫です。大きな窓や吹き抜けを設けてもらったことで、家の中が明るくなり、温度差がないためか、風邪も引かなくなり、３世代で暮らすという中でもストレスなく楽しく暮らせています。家は健康ととても関係していると思いました。

トイレの中も床、天井、壁全てが無垢の木ですから、今までのトイレのイメージとは全く変わりました。トイレやお風呂での温度差がないのは、本当に快適です。家中どこに行っても変わらない環境なので、年齢に関係なく誰もが元気に活動できる家です。

旅行が好きで、有名な旅館やホテルに宿泊するのが楽しみでした。ずっと、ホテルのような快適で素敵な家に住みたいと思っていました。

旅に出かけるのは今も楽しみですが、家を建ててからは、どのホテルより我が家が一番快適で贅沢な場所だなぁ…と思います。どんな高級ホテルも全て無垢の木では作られていないですからね。

家族みんなの思いを込めた家を本物素材でつくることで子どもたちが成長する場所として最高のものを残せてよかったと思っています。

暮らしの設計社さんは、一級建築士で代表の福地さんが、設計も打ち合わせも、完成後のフォローもスタッフと共に行ってくれます。そこが、他社と違い、何かあった時でも電話１本で話が早いのです。よくわかっているので、あれが、これがでも話が分かるくらい（笑）

家は建てたら終わりではないので、細かな要望に即応えてもらえる家のホームドクターがいることが快適な暮らしには大切だと思います。